やってきたのは深くて大きな筒状の銀の入れ物、ここで漂白を行います。
【メモ:何故漂白を行うのか???】
タオルの基本素材は綿ですが、織ったままの状態では不純物が多く混じっています。
その不純物を取り除くことで吸水性の良いタオルに変わるのです。
また糸の状態ではなく、この状態で漂白することが泉州タオルの大きな特徴でもあります。
タオルに使う綿糸は織りやすくするためにノリやロウなどで強さを増し、すべりをよくします。
そのため織りあがったままのタオル地は水をはじき、吸水性の悪いものです。
大阪のあとさらしタオルは織った後で”さらし”の工程が入るので、ノリは洗い流され吸水性のよいタオルになります。
(大阪タオル工業組合のホームページより引用)